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「嫦娥2号」 最後は月に衝突させる可能性大

 

月探査プロジェクトの張嘉浩報道官は8日、「嫦娥2号はすでに長期的な管理段階に突入している。現在燃料は十分にあり、寿命は設定されていた半年を越えると見られる」と述べた。「京華時報」が9日に伝えた。

また、月探査プロジェクト地上応用システムの劉暁群・総指揮は8日に記者からのインタビューに答え、嫦娥2号の最終的な命運は現在まだ未定だが、月に衝突させる可能性があるとした。

劉総指揮は、「月面の虹湾地区への写真撮影完了により、計画されていた任務は全て完了した。軌道上にいつまで滞在するかは、後続の任務完了後、燃料と衛星各部分の状態を見て決める」と述べたほか、「嫦娥2号は軟着陸はできない。嫦娥3号の軟着陸のための準備を行うだけだ。軟着陸は嫦娥3号の任務だ。軟着陸するためには、衛星のエンジン、ジェット噴射方式及び衛星の全体的な構造を変えなければならない。月面で使命を終えるとしても、1号と同じく衝突させることしかできない」と述べた。(編集SN)

「人民網日本語版」2010年11月9日

 

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