この喜ばしい報せが少数民族の多く住んでいる新疆、内蒙古、西蔵(チベット)、雲南、広西、寧夏などの地区に伝わると、各民族人民は、真紅に輝く『毛主席語録』をうち振って踊りをおどり、それぞれの民族の言葉で、偉大な指導者毛主席の長寿を心から祈った。新疆の天山の南北に住む広範なウイグル族、カザフ族の大衆は、喜ばしい報せをきくとかがり火をたいて、つづみをうち鳴らし、弦楽器ドンブラをひき、偉大な祖国の科学技術の新たな成果に心から歓呼した。烏魯木斉(ウルムチ)市では、全市の大衆が通りにどっと出て、喜びにわきかえり、天にこだまする歌声が二十六日の明方までつづいた。白髪の老人たちも大通りにでて、ニコニコしながら、スピーカーの前で放送に耳を傾けた。労働模範のウイグル族老人クルファン•トゥルムさんは、衛星から発せられた『東方紅』の楽曲の録音をきいて、「偉大な指導者毛主席万歳!」と高らかに叫んだ。かれは「このことのほか喜ばしい報せをきいて、九十歳のわしも若返ったような気がする」と語った。内蒙古と西蔵高原地区の各民族人民は喜ばしい報せをきいて感激しながら語った―「毛主席!あなたはわしら各民族人民の偉大な救いの星、あなたはわしらの導き手、あなたはわしらの力の源で、わしらの勝利を保証している。わしらはいつまでもあなたにしたがって最後まで革命をやりぬく大志を変えない」と。雲南省哀牢山の奥に住むクツン族の人びとはみな満面に喜びをたたえて毛主席の肖像画を囲み、偉大な指導者毛主席の英明な指導をたたえた。かれらは、「毛主席のご恩は山よりも高く、海よりも深い。わたしたちクツン族は、自身の切実な体験から、毛主席にしっかりしたがうことは正しい方向であり、毛主席にしっかりしたがうことは勝利につながる、という真理を知った」と語った。
日夜天安門の守備にあたっている北京衛戍区某部隊第九中隊の指揮員•戦闘員は、二十五日の夜、天安門前で革命的大衆とともに祝賀活動をおこなった。かれらは首都上空を通過した人工地球衛星を見、天安門城楼にかかげられている毛主席の肖像画を仰ぎ見て、必勝不敗の毛沢東思想の偉大な勝利を心からたたえた。かれらは天安門の前に立っていても、全世界に目を向け、毛主席にしっかりとしたがって最後まで、かならず革命をやりぬくとの決意を示した。「三支」「両軍」の第一線でたたかっている「南京路のりっぱな第八中隊」の指揮員•戦闘員は、人工衛星の打ち上げに歓呼する幸福感に浸りながら、毛主席にしたがって革命をおこなってきた戦闘の歴程を顧みて、わが国最初の人工地球衛星の打ち上げ成功は、断固として毛主席の指示通りに事をはこべば、きわめられない高峰はなく、攻め落とせないトリデはなく、向うところ敵なしであるということをいまいちど立証したと、自分の体得をしみじみと語った。現在、露営訓練をすすめている「臨汾旅団」の指揮員•戦闘員は、山奥の大森林のなかを行軍しながら放送を聞いた。かれらは、人工衛星からの『東方紅』の楽曲は、世界でもっともすばらしい音楽だ。きけばきくほど、毛主席に親しみをおぼえ、毛主席にしたがって革命をおこなう信念がますますかたくなると語った。戦士たちは「人工衛星は東風に乗り、革命的人民は口をそろえて謳歌する、毛沢東思想の光は字宙を照らし、『東方紅』の楽曲は地球のすみずみにまで伝わる」と歌っている。かれらは、人工衛星の研究•製作と打ち上げにたずさわった人びとに学び、偉大な指導者毛主席と、毛主席を統帥者とし林副主席を副統帥者とする党中央の指導のもとに九全大会の団結、勝利の旗じるしを高くかかげて、謙虚で慎み深く、おこりやあせりをいましめて、いっそう大きい新たな勝利をかならずかちとるという決意を表明した。
「北京週報日本語版」1970年4月30日 第18号
|