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「東方紅」から「北斗」まで  
宇宙開発奮闘四十年の足どり

呉辺

地球を離れて宇宙を飛行するのは、昔から人々が持ち続けてきた夢であった。現代の宇宙航空学とロケット理論の創始者であるチオルコフスキーは今世紀の初頭に次のように予言した。「地球は人類の揺りかごであり、人類は永遠にそこに横になっていることはなく、絶えず新しい天体と空間を探し求めるであろう。人類はまず大気圏を注意深く通り抜け、その後に太陽系空間を征服することになろう」。

一九五七年十月四日、旧ソ連は運搬ロケット「スプートニク1号」によって世界初の人工衛星の打ち上げに成功し、人類の宇宙進出の新時代を切り開いた。

だが、それより前の一九五六年十月八日に新中国最初のミサイル研究院が設立され、中国人自身の宇宙時代が始まっていた。

宇宙飛行技術はその誕生以来ずっと近代科学技術の高度の総合であり続け、昨今の世界のほとんどすべての科学技術の新成果を結集してきた。ある人は言う。歴史的に見て、遠洋航海技術の振興が世界貿易の発展、世界市場の開拓、近代科学の一連の成果をもたらし、「全世界文明」が切り開かれ、宇宙航空技術の振興によって人類は地球から宇宙空間に向かって飛び出し、「宇宙文明」の新時代が始まり、それによって大気圏空間と宇宙空間が、陸地•海洋に次ぐ人類の第三、第四の生存環境となった。

この四十年の間に中国人はゼロからスタートし、無から有へ、粗から精へと発展を続け、多くの失敗を重ねた上で、宇宙大国の仲間入りをし、世界でも一流の宇宙航空学専門家が輩出するようになった。

上海宇宙局のある工場は「長征3号」運搬ロケットを組み立てている カメラ•夏道陵

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