Imprimer cet article

Commenter cet article

北京週報>>特集>>釣魚島紛争>>評論  
中日関係回復に「偶然の話し合い」は遥かに足りない

日本に紛争を直視させること

一部の学者は今回の衝突事件発生後、釣魚島問題への対応では、再び「紛争を棚上げする」ことは不可能であり、中国は早く新しい解決案を出さなければならないと考えている。こうした見方について高洪副所長は、「紛争を棚上げして共同で開発する」という方針は依然として問題解決への道だと話す。

今のところ釣魚島は日本側の支配下にあり、最近の日本国内には、釣魚島における領有権紛争の存在を認めない人が増えている。外交が努力する近い将来の目標として、釣魚島問題の解決は決して一度でけりがつくというものではなく、慎重に進めていくしかない。最初の一歩は、「釣魚島で領有権紛争がある」という基本的な事実を日本に認めさせることである。

そして高洪副所長は「今は不愉快な事件を通して、日本や国際社会にこの問題を重視させ、日本に交渉のテーブルに戻させることであり、釣魚島沖及び周辺海域の紛争地域を画定し、摩擦防止ルールを制定し、双方が認めるメカニズムを作り上げることが私たちの外交上の一つの方法だ」と語る。

「偶然の話し合い」は不正常な外交

高洪副所長は、日本側は中国側が厳しい対応策を取ったあと、数回にわたって「話し合い」など非公式な外交努力で中日関係の改善を求め、これは外交手続きからいってあまりとがめるべきではないが、今回の事件は完全に日本が引き起こしたことで、その後の悪化は日本の処理方法が原因であり、もし日本の努力が「偶然」という側面にとどまるのであれば、それははるかに不十分だと考えている。

   前のページへ   1   2   3   次のページへ  

北京週報e刊一覧
トップ記事一覧
シリア駐中国大使 「シリアの未来はシリア国民が決める」
中日関係、「不惑」までの道のり
世界上位500社、中国企業激増の意味は?
友情の架け橋――「漢語橋」世界大学生中国語コンテスト
特 集 一覧へ
中国共産党創立90周年
チベット平和解放60周年
現代中国事情
中国の地方概況
· 北京市  天津市 上海市 重慶市
· 河北省  山西省 遼寧省 吉林省
· 黒竜江省 江蘇省 浙江省 安徽省
· 福建省  江西省 山東省 河南省
· 湖北省  湖南省 広東省 海南省
· 四川省  貴州省 雲南省 陝西省
· 甘粛省  青海省 台湾省
· 内蒙古自治区
· チベット自治区
· 広西チワン族自治区
· 新疆ウイグル自治区
· 寧夏回族自治区
· 澳門特別行政区
· 香港特別自治区
查查日语在线翻译
查查日语在线翻译: