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「嫦娥2号」がミッション軌道へ 作業環境は複雑に

 

「嫦娥2号」の打ち上げ後の動き

月探査衛星「嫦娥2号」は7日午後、楕円軌道上を移動し、予定されている月面から100キロの周回軌道にまもなく入る。この「ミッション軌道」に入れば、今回の月探査活動の第2期「嫦娥2号」の任務はほぼ成功したことになる。

「嫦娥2号」はすでに月周回衛星に

10月1日18時59分57秒の打ち上げ成功から、「嫦娥2号」は様々なリスクを乗り越え、地球周回軌道から月軌道への軌道変換を順調に行い、月近くでの減速に入った。10月6日には1回目の月近くでの減速に成功し、月周回衛星となり、極めて重要な試練を経験した。

月へ向う途中、「嫦娥2号」は太陽帆監視カメラの撮影テスト、Xバンド深宇宙制御システムのテスト、紫外線センサーのテスト、太陽風イオン探測器など様々な科学テストを行った。

観測制御システムが試練を突破

衛星と地球の唯一の連絡手段として、「嫦娥2号」の任務は、観測制御システムにとってリスクと難度が大きい。

月遷移軌道に正確に入り、修正しながら軌道から外れず移動するのは、観測制御システムにとって非常に大きな試練である。月軌道に直接入る、月近くで減速し月周回衛星となる、月面から15キロの地点で撮影する。観測制御システムのこの3回のコントロールはいずれもリスクがある。

同時に、「嫦娥2号」の科学任務は多いため、科学テストを行う際、衛星を修正する必要があり、これが衛星軌道に影響を与える。どのように衛星を軌道上で正確に移動させるかは、観測制御において解決すべき問題で、観測制御システムはこれまで試練を突破してきた。

「ミッション軌道」への投入成功に期待

最初の月近くでの減速から数日内に、北京宇宙飛行制御センターは時期を見て嫦娥2号の1回の軌道平面の修正と2回の月近くでの減速を行い、衛星を周期約118分の「ミッション軌道」に投入する。テストの後、衛星は科学測定を実施することになっている。

月面から100キロの月周回軌道で作業する「嫦娥2号」は、さらに高い温度、平均的でない月の重力場の影響に耐えなければならず、その生存環境は、かつて月面から200キロの月周回軌道で作業した「嫦娥1号」と全く異なる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年10月8日

 

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