外交部の馬朝旭報道官は1日、「日本側は中国側と共に、両国関係の大局を維持してもらいたい」と語った。
記者:日本の菅直人首相は同日の執政演説で、「尖閣諸島は日本の領土である。今回起きた事件は日本国内の法律に従い厳粛に対処する」と発表。同時に「日中両国は一衣帯水の重要な隣国である。両国は共に努力し、戦略的互恵関係をいっそう深化させ、アジア太平洋地域の平和と繁栄を維持していかなければならない」と述べた。これに対し中国側の考えは?
馬朝旭報道官:「もう一度強調するが、釣魚島およびその附属島嶼は古来中国固有の領土だ。日本側は釣魚島海域で中国漁民と漁船を不法に拘束し、いわゆる国内の法律に従い行った措置は違法かつ無効だ。中日は互いに隣国であり、中国側は一貫して日本との関係を重視してきた。日本側も中国側と共に、両国関係の大局を維持してもらいたい」と答えた。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年10月2日
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