ここ数年、国際的に月探査の気運が高まりつつある。中国空間技術研究院のホウ之浩研究員はこのほど、「中国の月探査プロジェクトは世界の第2集団に属する」と述べた。
先頭集団に属するのは米国とロシアだ。米国はすでに月探査、月面着陸を完了し、次のステップでは月面基地建設に向けた準備を行っていく。ソ連も月周回飛行、月への着陸、地球への帰還を全て完了している。
中国、インド、日本、ヨーロッパは全て月探査の段階にあり、月探査も第一歩(月周回飛行)を踏み出したばかりだ。中国の次なるステップは月への着陸だ。中国は月への着陸に向け、初めの一歩を踏み出した。先導衛星である「嫦娥2号」を打ち上げ、着陸の要となる技術をテストすることで、リスクを大幅に軽減することができる。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年10月1日
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