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中国の専門家 西側の「中国経済責任論」に異論  
無責任な「中国経済責任論」

 

世界各国と同様に、中国経済も国際金融危機により深刻な打撃を受けた。単純に中国を危機の「最大の勝者」とするのは明らかに無責任だ。

外部需要が萎縮し、中国の対外貿易は一気に著しく下降し、経済成長が減速、企業収益は下がり、社会の就業圧力が高まった。そこで中国政府は一連の経済刺激策をタイムリーに打ち出し、中国経済は比較的早いうちに回復基調を取り戻すことができたのだ。

中国は積極的な財政政策と適度に緩和された通貨政策を実施し、他国に先駆けて経済を回復したと同時に、経済の安定した比較的速い発展の維持、経済構造調整、インフレ予測管理との関係を適切に処理し、経済成長の持続可能性を強化することに注力してきた。

中国は輸出入がほぼ均衡した対外貿易戦略を目指しており、内需拡大、消費刺激を基礎に置いてきた。中国は今、「世界の工場」から「世界の市場」に変わろうと努力しており、世界のために外需を創造し、世界経済の安定回復と、均衡成長を力強く支えている。

中国は誰に対しても不平を言わず、危機を転嫁せず、ましてや高い貿易障壁を築いたりもしていない。中国は重大な任務を背負いながらも前進し、世界各国とともに危機に対応し、世界経済の安定と回復のために重要な貢献をし、責任ある大国のイメージを示してきた。

現在、世界経済は徐々に回復しつつあるが、その基盤はまだ固まっておらず、苦境を脱するためには、引き続き協力を強化することが迫られている。

世界各国は互いに力を合わせて金融危機の暴風域を抜け出した。そして今も、同じように互いに力を合わせて、力強く、持続可能で、バランスのとれた発展を推し進めていくべきなのである。

「北京週報日本語版」2010年8月30日

 

 

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