本誌記者 繆暁陽
大阪館の入り口
大阪館の永井隆裕館長
水源から蛇口までのおいしい水道水を作る技術、自転車のエネルギーで汚水をきれいな水に変えるハイテク、手を触れれば風車が回る熱伝導システム…上海万博で、さまざまな先端環境技術を披露している大阪館には「環境先進都市・水都大阪の挑戦」というテーマが貫かれている。近ごろ、本誌記者は大阪館を訪れ、水都大阪の「水の知恵」を体感した。
大阪館の永井隆裕館長によると、今年は上海と大阪府の友好都市結成30周年、大阪市と友好都市締結36周年である。「大阪府、大阪市は一緒に参加している。なぜ上海万博の『ベストシティ実践区』に参加したのかというと、それはやはり史上最大規模である上海万博は中国の皆さん、世界の方々に、大阪の良さをもっと知っていただけるチャンスであると思ったからだ。それで上海万博に出展・参加した」と永井隆裕館長は述べた。
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