|
近代的な国際都市
深圳特別区は創設の初期に、工業を主とし、工業と農業を結び付ける辺境の都市を建設する発展方向を定めた。八〇年代のなかば頃に、深圳市は「深圳経済特別区の全般的な計画」を作成し、一九八六年から二〇〇〇年までの経済特別区の都市計画を作り上げた。一九九五年から、深圳市は都市の全般的な計画を全面的に改正、作成し、国務院の認可を得た。改正、作成された計画は都市の機能と発展目標を明確に位置づけ、深圳市をハイテク産業基地と地域的金融センター、情報センター、商業貿易センター、運送センター、観光地に築き上げるという目標を提示し、社会主義の近代的な国際都市の青写真を描き上げた。一九九九年に、深圳市は第二十回建築士大会の都市計画賞を受賞した。アジアの都市として初めてこの賞が授与されたのである。
深圳市の可愛い子供たち
二十年来、市全体の固定資産投資は累計二千九百二十二億元前後で、そのうち、都市のインフラ投資は三〇％を上回った。この五年間は深圳市の投資の度合いが最も大きな五年であり、固定資産投資は二千四十五億元で、経済特別区が設立されて以来の六六•八％を占め、都市のインフラ建設への投資は四百十二億元で、投資密度は全国の大中都市でトップを占めている。現在、都市のインフラ施設が整備され、これからの十年間の経済、社会の発展の必要を満たすことができ、地域的経済センター都市の機能を一応備えるようになっている。
深圳市は率先して社会主義現代化を一応実現し、深圳を中国の特色をもつ社会主義のモデル都市に築き上げるという努力目標が設定された。二〇〇五年前後には率先して現代化を実現し、二〇一〇年前後には中程度の先進国のレベルに達し、二〇三〇年前後には先進国のレベルに追いつくように努めることにしている。
「北京週報日本語版」資料
| 
