甘粛省舟曲県の土石流災害の発生現場では11日夜8時30分、夜空を切り裂く雷電とともに雨が降り始め、救援作業をさらに難航させている。甘粛省気象局の予報によると、舟曲県では11日から降水量15から30ミリの中規模の雨が降り始め、12から13日にかけて降水量は40から60ミリ、局地的には70から90ミリに達すると見られている。甘粛省国土資源部門の報告によると、今回の大雨で再び土石流が発生する可能性があり、救援隊員や現地の民衆を脅かしている。堰止湖が完全に撤去されておらず、堆積した泥が完全には処理されていない状況下で、現地の防災作業は重大な試練に直面している。(編集YH)
「人民網日本語版」2010年8月12日