取材対象者:馬洪/女/山東大衆報業集団記者
キーワード:民宿体験
民宿体験では、日本の一般庶民や歴史、文化に触れることができ、今回の日本訪問における最大の収穫となった。世界遺産白川郷の「合掌造り」集落の雰囲気を味わった後、私たちは高山市にある民宿旅館を訪ねた。民宿の主人は一般の中年女性だった。夕食は大変豪勢なもので、丁寧に作られた料理が丸や四角や菱形等、様々な形の器に盛り付けられ、宿の主人のもてなしの心を感じることができた。夕食の後、私たちが食器を片付けるのを手伝うと、ちょっとしたことなのにとても感激してくれた。
別の日には、もう一軒の大きめの民宿旅館に宿泊し、五平餅や朴葉寿司等、日本の伝統的な食べ物の作り方を習い、魚焼きや餅つきを体験した。食事の際には、皆で畳の上に座り、自分で作った食事を食べながら民宿の主人と交流した。特に記念になったのは、私たちが郷土料理を習ったニュースと写真が現地の新聞「岐阜新聞」に掲載されたことだ。(本誌記者 繆暁陽)
「北京週報日本語版」2010年7月9日