取材対象者:関欣/女/チャイナディリー報道写真センター写真編集担当
キーワード:外交官
初めて日本を訪れるほとんどの人々と同じように、日本の心地よくすがすがしい空気、緑いっぱいの都市環境、和やかで礼儀正しい人々、きっちりと整った社会秩序は私にすばらしい印象を残した。
メディア訪日団に参加した関係で、私たちは山田さんの「日本メディアの概況」講座に参加し、日本経済新聞社、外務省を表敬訪問することができた。日本外務省アジア大洋州局中国・モンゴル課課長補佐を務める岡田勝さんは、中日関係の発展と現状を説明してくれた。冒頭で岡田さんは「私は66年生まれ、午年です……」と流暢な中国語で自己紹介したため、訪日団メンバーとの距離がぐっと近づいた。若い頃、中国に留学したことがあるこの日本人外交官は、若い頃に滞在したことがあるところは、その人の一生にとって最も深い意義を持つ、と感慨をこめて話してくれた。中日関係及び多くの国際問題に対する両国の観点について、岡田さんの大変分かりやすく、生き生きとした分析や解説を聞いて、厳粛で慎重過ぎるという私たちの外交官に対するイメージは大きく覆された。(本誌記者 繆暁陽)
「北京週報日本語版」2010年7月9日 |