中国文物交流センターが10日に明らかにしたところによると、西蔵(チベット)の文化財展覧会「聖地西蔵:天空に一番近い宝蔵--西蔵芸術大展」が今年7月から2011年1月にかけて、台北故宮博物院と高雄科学公益博物館で開催される。
同展覧会では、中国文物交流センター、西蔵自治区文物局、河北省文物局、民族文化宮、台湾「聯合報」などの働きかけにより、西蔵博物館、民族文化宮、ポタラ宮、ノルブリンカ、山南地区博物館、サキャ寺、タシルンポ寺、敏竹林寺、夏魯寺、白居寺、承徳避暑山庄博物館、承徳市外八廟管理処などの文化財130点(組)が展示されることとなった。
展示品には中央政府から西蔵に授与された印、仏塔、金銅仏像、彫刻、タンカ、法器、経典、生活用品、西蔵の古代科学技術を表す文化財、民族衣装などが含まれており、展示される文化財のうち、国家一級文化財は42点(組)で、全体の32%を占めるという。
今回展示される文化財のほとんどは、昨年4月から今年5月まで、日本の九州、北海道、東京、大阪、仙台などで展示されていたもの。13カ月間にわたる展示で、参観者はのべ50万人にのぼった。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年6月12日
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