中国文化副部長の王文章氏は2日北京で、全人代と国務院の関係部門が無形文化遺産保護法の立法に力を尽くしていることを明らかにした。
これは、王文化部副部長がこの日、国務院報道弁公室の記者会見で述べたものだ。王副部長は「無形文化遺産保護法の立法は、遺産保護に対する最も重要な手段である。関連部門は立法に対して様々な調査を行い、各方面の意見を求めている」と述べた上で、無形文化遺産保護法の成立と公布に期待を示した。
中国政府が2005年、「中国無形文化遺産保護の強化に関する意見」と「無形文化遺産保護の強化に関する通知」を公布した。これは、無形文化遺産保護に重要な役割を果たしてきた。この他、雲南や貴州、福建などの地域政府も、無形文化財の保護に関する条例を公布した。
「中国国際放送局 日本語部」2010年6月2日 |