中国側のアニメ界代表から温家宝総理と鳩山由紀夫首相を描いたマンガを贈呈される温家宝総理
温家宝総理は31日午後、東京で中日文化界の著名人との座談会に出席し、両国の文化交流の一層の促進について意見交換した。
温総理は「文化は異なる民族や国の間の感情や心を結ぶ懸け橋だ。中日両国は2千年の友好交流の歴史を持ち、断ち難い文化的縁を築いた。これは中日関係に独特の貴重な財産だ。文化の影響は静かに浸透し、春雨のように音もなく万物を潤す。中日関係の回復と発展における文化交流の功績は軽視できない。中日の文化交流は広範かつ豊かで、中国の対外文化交流において先頭を走っている。私の今回の日本訪問の目的の1つは、文化交流の推進、民間友好の強化だ。中国政府は戦略的視点から日本との文化交流を強く重視し、積極的に推進し、より多くの日本の文化製品の中国市場への参入を歓迎すると同時に、より多くの優れた中国の文化製品を日本に紹介し、両国の人的往来に良好でゆとりある環境を築くことを望んでいる。みなさんがそれぞれの仕事において中日文化交流の推進に新たな貢献を果たすことを希望する」と述べた。
両国の文化人は積極的に提言するとともに、中日友好事業の推進に引き続き貢献していく意向を表明した。
「人民網日本語版」2010年6月1日
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