中国青海省地震の被災者を支援するための大規模なチャリティー募金活動が20日夜8時、中国中央テレビ局(CCTV、日本のNHKに相当)で行われ、その模様が生放送された。中央宣伝部、民政部、国家広播電影電視総局、中国赤十字会本部が共同で主催した。
「溢れる愛、玉樹に届け」と題された同番組はニュース報道を基軸に、歌や踊りなどの出し物と募金活動が盛り込まれており、被災地に思いやりの心を届けた。中国本土、台湾地区、マカオ地区から集まった芸術家やスポーツ選手、俳優など約300人が出演した。
統計によると、3時間半の番組で計21億7500万元(約296億8200万円)の募金が集まり、2008年に同局が四川大地震向けに行ったチャリティー番組での募金額15億1400万元を上回った。
李長春・中国共産党中央政治局業務委員、回良玉・国務院副総理(地震対策災害救助総指揮部指揮)、劉雲山・中国共産党中央政治局委員(書記処書記、中央宣伝部部長)、劉延東・国務委員、華建敏・中国赤十字会会長、陳奎元・中国社会科学院院長が出席、募金を行った。
「人民網日本語版」2010年4月21日
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