青海省地震の発生を受け、国際社会は次々と慰問の意を表し、援助の手を差し伸べている。
国連児童基金(ユニセフ)は16日、テント、防寒衣料、綿入れ布団、学習用具などを被災地に提供すると発表した。
世界保健機関(WHO)は駐中国代表部に災害管理チームを設置。中国政府の要請に応じていつでも援助を提供できる態勢を整えた。
パキスタンのギラニ首相は17日、中国の羅照輝大使に電話。いつでも中国側に援助を提供する意向を表明した。
フランス外務省管轄の危機管理センターは15万ドルの援助金を被災地に提供した。
米国赤十字は、被災地のために5万ドルの義援金を集めたと発表した。
米サンフランシスコ市のニューサム市長は、同市・郡を代表して犠牲者に哀悼の意を表明。「サンフランシスコ市民は地震の破壊力をよくわかっており、いつでも援助を提供できる態勢にある」と述べた。
日本政府は15日、医療支援用として最高1億円の緊急無償資金援助を中国政府に提供することを決定。前日の14日には、鳩山由紀夫首相が胡錦濤主席と温家宝総理宛てに慰問の書簡を送った。
「人民網日本語版」2010年4月19日
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