中国公安省弁公室副主任でもある武平和報道官は18日北京で、「現在、青海省玉樹チベット自治州の被災地をつなぐ幹線道路の秩序は目だって良くなり、交通事故によって死傷者が出た報告も受けていない」と述べた。
武平和報道官はこの日、国務院報道弁公室で行われた記者会見で、「第一陣で被災地入りした470人の警察特殊部隊が治安と交通秩序の維持で重要な役割を果たした。彼らは地元警察と交通沿道及び主な交差点で、車両の行き来を誘導し、救援物資の輸送を手伝い、不法者の公共財産と個人財産への略奪を防止することに当たっており、とりわけ、金融拠点、物資、薬品備蓄などの重点目標への保護とコントロールを強化している」と述べた。
公安消防当局はさらに、被災地における火や電気使用の安全点検を強め、火事の発生を予防している。いま、被災地の社会秩序は平静を保っているということだ。
「中国国際放送局 日本語部」2010年4月19日
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