中国赤十字会は14日、青海省玉樹チベット族自治州の救援に協力するよう社会に呼びかけた。現在、中国赤十字会はインターネットのオンラインや銀行、郵便局などの義捐金ルートを設置した。
中国赤十字会は青海省玉樹チベット族自治州の地震発生後、10万元(日本円でおよそ130万円)の義捐金、テント500張、コート1000着、布団1000万枚の110万元相当の救援物資を被災地に送った。
現在、中国赤十字会は救援チームを派遣し、被災地に向かっており、このほか、緊急対応チームも出発に備えている。
午後1時までに、倒壊した建物の中から、救助活動に当たっていた青海省玉樹チベット族自治州の武装警察支隊55人の兵士は28人を救出した。
中国民航局空中管理局の責任者は、「地震の震源地は玉樹チベット族自治州空港から30キロ離れている。空港からの発信電波は中断されていないため、飛行機の着陸と離陸はできる。しかし、現在、空港の電気供給は非常用発電機で発電しているため、17時間しか維持できない」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月14日
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