地球温暖化の概要地球温暖化とは、文字通り「地球全体の気温がどんどん上がっていく現象」のことをいう。二酸化炭素に代表される「温室効果ガス」が原因である。
地球温暖化の原因現在の地球は
産業革命以降の化石燃料(石炭・石油)の利用 産業の発達による工場や発電所の排煙 交通の発達による自動車などの排気ガスによって、大気中の二酸化炭素濃度が高くなっている。
酸化炭素が温室効果ガスの大半を構成している。この温室効果ガスは太陽の熱エネルギーを通すが、地面から放出される熱(赤外線)を吸収し、熱が地球の外に出ていくのを防いでいる。
温室効果ガスの増加によって熱が溜まり、地球の温度がぐんぐん上昇している。
地球温暖化の対策地球温暖化を防ぐためには世界的な取り組みが必要だ。特に先進国における対策が急務となる。
その第一歩として、日本が議長国を務め「京都議定書」が採択された。ここでは先進国全体の温室効果ガス排出量を1990年比で少なくとも5%削減することを目指し、各国ごとに法的拘束力のある削減目標が定められた(日本の場合は6%)。
温室効果ガスは二酸化炭素やメタン、フロンガスなどが主な成分とされるが、その中でも二酸化炭素の割合が高い。
世界全体で積極的に温暖化防止に取り組むことが必要なのはもちろん、私たち一人一人が生活する上でも環境に配慮した生活に取り組む必要がある。例えば、
冷房の温度を1℃高く、暖房の温度を1℃低く設定する 自家用車の無駄なアイドリングを止める テレビや照明などのつけっぱなしといった無駄な電力を減らすなどの行動を起こすことが大切だ。