「中国の方式」は中国に存在し、そして引き続き発展をとげ、改善されるものであり、これは十分な理由があるべきものである。
――趙啓正(全国政治協商会議外事委員会主任)
中国の経済における台頭と世界における影響力が確かに人々に誇りを感じさせるものであるにもかかわらず、さらに重要なのは、必ず冷静な頭脳を保ち、「中国の方式」が経験しているきわめて大きな挑戦にさらされていることを見て取らなければならないことである。
――鄭永年(シンガポール国立大学東アジア研究所所長)
経済方式から見て、中国が直面している最も大きな問題は、いかにして政府によって主導される経済の成長から市場によって主導される経済の成長へと転換するか、つまり、経済に対する政府のマクロ規制の役割を発揮すると同時に、いかにして市場そのものの役割をよりよく発揮するかということである。
―――汪玉凱(北京大学政府管理学院教授)
「中国の方式」はまだ形成中のものであり、まだまだ定型化していない。「中国の方式」には成功を収めた経験もあれば、汲み取らなければならない教訓もある。私は「中国の方式」に対し期待に満ちている。
――兪可平(中央編訳局副局長)
もし「中国の方式」が存在するならば、それはとりもなおさず温州方式である。
――黄亜生(アメリカ・マサチューセッツ工科大学終生教授)
現在、世界では、多くの人が「中国の方式」を議論しており、これは私達の経験がますます人目を引き、人々に重視されるものとなったことを物語っている。これはすばらしい事である。
――李君如(中国共産党中央党学校副校長)
私は「中国の方式」をアジアの「四匹の小さな竜」の方式の独特な発展のように見ている。「四匹の小さな竜」と比べて、「中国の方式」はまた同時に現代化事業のテーク・オフと経済体制の転型をなしとげた。
――張維為(ジュネーブ大学アジア研究センター高級研究員)
「北京週報日本語版」2010年3月17日
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