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再建・計画  
綿篪の再建支援
生まれ変わった被災地の村

 

『北京週報』記者 景小磊 『今日中国』記者 喬天碧

記者が先ごろ珠海の対口支援(比較的経済の発達した省や直轄市が被害の大きかった地区の再建を一対一で支援する仕組み。パートナー支援)グループでの取材で得た情報によると、広東省珠海市が支援したブン川綿篪村の再建支援プロジェクトの大部分がこのほど完成し、チャン族文化旅行村の建設が新たな段階での重点工事となった。

珠海対口支援グループのリーダーである陳仁福氏が記者に再建支援の計画を紹介(カメラ・趙渓)

珠海対口支援グループのリーダーである陳仁福氏の紹介によると、珠海市の綿篪村への再建支援のうちプロジェクト総額は3億4千万人民元に達し、目下完成済みの金額は2億7千万前後で、プロジェクトの大部分が完成した。十大基礎民生工事はすでにほぼ完成しており、1月中旬に「鍵の引渡し」式が行われた。

綿篪村はブン川県の県城から18キロの距離にあり、村全体の総人口は3万人余りで、今回の大地震における重大災害地域の一つである。地震後、現地の住宅は80%が倒壊し、深刻な数の死傷者が出た。そのため、支援元である珠海市にとって、その責任とプレッシャーは大きかった。

綿篪に到着後、作業グループの当面の急務はまず現地の被災状況と現地の歴史文化、少数民族の文化や民俗をしっかりと理解し、その後再建プランや構想の立案を始めることだった、と陳仁福氏は紹介した。

「私たちの計画の原則は胡錦濤総書記が打ち出した再建支援四原則にさらも四つの言葉を加えたもので、『人本位、自然の尊重、各方面への配慮ある統一計画、科学的な再建』のほかにも、『民生の重視、文化の継承、統一計画、協調発展』を目指した。」

珠海作業グループは再建支援の過程で、民生プロジェクトの実施を優先的に検討し、被災地の人々が生きていくために必要な急務を解決した。特に復旧建設に力を入れた十大基礎民生工事には、学校、病院、社会福祉院、公共文化施設、村のコミュニティーセンター、さらに農村のインフラも含まれていた。安全な飲用水工事、村を通る公共道路工事、農田水利灌漑、新たな定住先のインフラ等、すべての農民が生産を再スタートするのを支援するための施設が、一年余りの努力の末にすべて竣工した。

陳仁福氏は、珠海は再建支援計画を策定する際、高い標準や豪華さは求めず、公共サービスの均等化と資源配置の公平化に着目した、と強調する。「私たちの3億4千万元という再建支援規模は大きくはなく、豪華さも追求していないが、都市と農村の生活を全面復旧し、レベルを向上することに着眼した。岷江のほとりの小さな村を再び作り上げ、彼らの生活方式を変えようというものだった。」

綿篪村小学校、福祉院、村の文化センターなど、珠海作業グループが作り上げたいくつかのプロジェクトは、その高品質と抜きん出た設計施工品質で、四川省の優秀建築賞を受賞した。そのうち村の小学校と文化センターは四川省天府杯賞も授賞している。

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