全国政治協商会議(政協)第11期第2回会議の開幕式が3日午後3時、人民大会堂で行われ、賈慶林主席が全国政協常務委員会に関する活動報告を行った。賈慶林主席は報告の中で、各級政協組織をはじめ、幅広い政協委員、政協機関幹部は常に被災地や被災者のことを思い、支援の手を伸ばしたいと願っているとし、その真心として、被災地の人々に60億元近くの義援金と支援物資を寄付する意向を発表し、次のように続けた。
今回の偉大な震災復興の闘いの中で、各級政協組織や多くの政協委員が全国の人々と苦楽を共にし、気概ある英雄の凱歌をあげた。全国の政協委員は素早い行動をとり、様々な形で震災復興の闘いに身を投じた。ある者は生死も顧みず、勇敢に前に進み、一刻を争って下敷となった人々を救い出し、あらゆる手を打って被災者の避難場所を確保した。またある組織は突撃チームを発足して昼夜を問わず被災地に駆けつけ、命を救う重要な力となった。さらにある者は自らすすんで被災地でお粥を配り、ある者は自分の特技を生かしてボランティアで診察して回ったり、感染病の予防に努めたり、科学技術の分野で二次災害の防止にあたったり、総合コンサルティングの活動を展開するなどして被災者の身の回りの問題を解決し、人々から高い称賛の声があがった。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年3月4日
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