中国銀行は11日、昨年5月12日の四川大地震以来、同行が、融資による支援を強め、個人向けの特別金融サービスを打ち出し、被災後の再建を支援するために年間4759億元にのぼる金融協力を行ったことを明らかにした。同行はまた、全く新しいモデルを打ち出し、被災地の中小企業支援も強化している。「国際金融報」が伝えた。
統計によると、震災救助と震災復興のために中国銀行四川省支店が行った企業向け融資は累計で約320億元にのぼり、四川省で被害が大きかった綿陽・徳陽・都江堰など6市18県をカバーした。このうち、電力・交通・通信・水利などのインフラ建設を支援するための融資は138億元、都市建設を支援するための融資は93億元、企業の復興・再建を支援するための融資は85億元、医療・衛生などの公共サービスを支援するための融資は3億元だった。
中国銀行は、震災再建のための企業向け融資に対し、金利や期限の面での優遇政策を一律で取った。平均金利水準は震災前と比べて0.052ポイント下がった。
「人民網日本語版」2009年5月12日
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