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中国への影響  
中国経済を牽引する多国籍企業

▽信頼の源泉

国際金融危機により世界の主要な発達した経済体が衰退の淵に陥り、多くの多国籍企業は世界市場での業績が大幅に縮小した。だが中国市場が放出する「暖かい光」が信頼感をもたらしている。

フォルクスワーゲン(VW)グループのマーティン・ヴィンターコーンCEOは「ドイツのVWの中国市場における販売台数が大幅に増加しており、VWが危機を乗り越えるのを助けた」と話す。

日本のトヨタ自動車株式会社、ドイツのダイムラー・アーゲー、フランスのPSA・プジョーシトロエン、米国のキャタピラー社などの多国籍企業の責任者は、グローバル市場の中で、中国市場は得難い発展スポットとなっており、これは中国が危機対応のために取った一連の措置と密接な関係がある、との見方を相継いで示している。

何主任は「中国政府が打ち出した4兆元の投資プランは、中国経済に動力をもたらしただけでなく、多国籍企業に中国経済に対する一層の信頼感を与えた」と指摘する。

▽戦略の重点

01年に中国が世界貿易機関(WTO)に加盟して以来、多国籍企業の対中国投資には全方位的な傾向が現れ、投資地域はより広く、投資分野もより多様になった。

ケントCEOによると、コカ・コーラの世界発展戦略の中では中国が最も重要だという。日本のトヨタ自動車株式会社広報部の杉之原克之担当部長によると、トヨタにとって中国はすでに米国と同じくらい重要な市場だという。ダイムラー社の対外事務・公共政策部の蒋仁才経理は「ダイムラーにとって、中国は販売市場であるだけでなく、会社のグローバル自動車生産ネットワークの主要拠点の一つでもある」と話す。

何主任は「過去30年間、多国籍企業は中国の投資環境の変化に応じて調整を繰り返し、中国の戦略的地位を高めてきた。中国のWTO加盟以降、多国籍企業は中国に全面的に進出し、中国はグローバル産業チェーンの重要な構成要素となっただけでなく、一連の多国籍企業の地域本部にもなった。多くの多国籍企業が中国をグローバル戦略の重点ととらえ、ハイエンド分野に関わる多国籍企業は中国市場により一層の期待を寄せている」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2009年11月16日

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