中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)博覧会は温家宝中国国務院総理が提唱し、中国とASEAN 10カ国の経済貿易主管部門とASEAN事務局が共催し、広西チワン族自治区人民政府が運営を担当する国家クラスの国際的経済貿易交流会であり、毎年広西南寧で開かれる。同博覧会は「中国・ASEAN自由貿易区の創設を促し、協力と発展のチャンスを共に享受する」ことを目的にし、商品貿易、投資協力、サービス貿易という三つの内容があり、中国とASEANが商業貿易協力を拡大する新しいプラットフォームである。
2004年以来、中国・ASEAN博覧会は5回開かれ、同時期に中国・ASEANビジネス投資フォーラムも5回開かれた。
2009年10月20日から24日まで、第6回中国・ASEAN博覧会が広西南寧で開かれる。
中国・ASEAN博覧会は中国国内で複数国政府が共催し、また長期にわたって同じところで開かれる唯一の博覧会である。
中国・ASEAN博覧会は展示を主な内容として、同時に多分野、多次元の交流活動が行われ、中国とASEANとの協力交流のプラットフォームを構築している。
2005年、中国・ASEAN博覧会は中国の十大有名博覧会に選定され、博覧会の常設機構である中国・ASEAN博覧会事務局は中国の会議・展示業特別貢献賞を授賞した。
2006年、中国・ASEAN博覧会は「2006年度中国で最も影響力を持つ政府主導型展示会トップテン」の称号を獲得した。
2007年、中国・ASEAN博覧会は「2007年度中国で最も影響力を持つ国家クラス展示会トップテン」の称号を獲得した。
2008年、中国・ASEAN博覧会は第6回中国会議・展示「フォーチュン」フォーラムで「2008年度会議・展示トップテン」に選定された。
|