中国財務部の謝旭人部長は6日、世界銀行・国際通貨基金(IMF)年次総会で、世界銀行に対して発展途上国にさらに資金を提供するよう要請した。
謝部長は「金融危機は発展途上国に大きく影響した。世界銀行は国際組織として、貧困を削減して発展を促す義務がある。発展途上国への資金提供と技術援助を中心に機能すべきである」と述べた。また、謝部長は、世界銀行が財務状況の悪化と優遇貸付金の資金不足の圧力を、貸付金の価格を上げることで発展途上国に転嫁することに反対した。
「中国国際放送局 日本語部」 2009年10月7日 |