国家民族事務委員会によると、2008年、第二陣の国家レベル無形文化遺産リストが公表され、そのうち、ドンシャン族、プーラン族など10の少数民族の項目がこのリストに登録された。これにより、中国55の少数民族がいずれも国家レベル無形文化遺産の項目を持つようになりました。
2006年5月に公表された第一陣の無形文化遺産に選ばれたのは、合わせて518項目あり、そのうち、少数民族は165項目だった。2007年、第二陣の無形文化遺産を申請する際、関係部門は少数民族の項目に注意を払うよう強調した。
中国政府は、国家レベルの文化遺産として登録された項目に対して、資金の拠出、専門的な指導など保護政策を実施している。2007年末、中央財政は第一陣の文化遺産リストに登録された169項目を保護するため、4000万元を拠出した。少数民族の59項目に対する補助金は全体の44%を占めている。
「中国国際放送局 日本語部」より 2009年8月30日 |