草で作った四角い枠で砂を固定する寧夏白芨灘林場(6月9日撮影)
「寧夏で木を1本多く植えれば、北京に落ちる砂が1粒少なくなる」と、寧夏回族自治区の陳建国党委員会書記は言う。寧夏は国の生態系の安全を守り、北西部で生態系の障壁を築くため、昨年から6万7000ヘクタールの6つの生態系保護林と4つの大型生態系保護障壁を建設する5カ年計画の実施を始めた。計画が達成されたら、北西部の風と砂ぼこりが寧夏を通り抜けてその奥にある北京と天津へ至る通路が遮断されることになる。
モウス(毛烏素)砂漠で草を四角の枠内に埋め込む寧夏白芨灘林場の労働者(6月9日撮影)
「北京週報日本語版」2009年6月17日 |