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第4回全国砂漠化監視測定がスタート

  

  中国国家林業局は26日、第4回全国砂漠化監視測定業務をスタートさせた。約1万人の技術者が同業務に関わる見通しという。監視測定結果は、2010年6月17日の「砂漠化および干ばつと闘う世界デー」までに発表される予定。

  今回の監視測定は、上海および台湾・香港・マカオを除く全国30省、約900県を対象にしたもので、面積は約470数万平方キロメートルに及ぶ。砂漠化が進む土地の状況について、全面的な監視測定が行われる。

  政府は今回の監視測定を終了した後、2009年時点での砂漠化した国内各種土地の分布状況・面積および2004年来の動態状況を発表する。また、中国の砂漠化の現状、発展の勢い、危害および管理効果に対する分析を行い、地理情報管理システムを構築する。

  国家林業局の担当者によると、全国規模の砂漠化に対する監視測定は、5年に1度実施されているという。中国は2007年、国際連合食糧農業機関(FAO)が実施する「乾燥地区の土地劣化評価プロジェクト(LADA)」モデル国家6カ国のひとつに選ばれた。

  「人民網日本語版」2009年3月27日

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