陳宗烈氏は1932年3月江蘇省常州に生まれ、本籍は江蘇省の丹陽。中国共産党党員、高級記者。1954年9月に北京映画学院に入学し、1956年の卒業後チベット日報社に就職し、カメラマンとなった。
チベットで25年間仕事をし、チベット各地の農村、牧畜地区、都市と町に取材に赴き、反乱平定、民主改革、経済事業に参加し、中国の登山選手たちの世界最高峰のチョモランマ峰登頂、チベット自治区の成立などの重要な出来事を撮影、報道した。チベット日報での勤務期間に『高原グラフ』、『双周グラフ』の編集長を務めた。
1960年、全国社会主義建設先進工作者に評定、選出され、同年6月に北京で開催された全国文化教育優秀人物大会に出席した。同年にはまた、チベット自治区先進工作者に評定、選出され、同年12月にラサで開催されたチベット自治区第1回先進生産者および先進工作者代表大会に出席した。 1960年、1978年にはチベット自治区文学芸術関係者の代表に選出され、第3、第4回中国文学芸術関係者代表大会に出席した。
1960年に中国撮影学会に加入、その会員となり、1978~2002年に中国撮影家協会理事に3期連続選出された。その後、北京に戻り、北京週報社写真部の責任者となり、定年までつとめた。 |