国務院新聞弁公室が20日に北京で行った記者会見で、中国人民解放軍総参謀部戦略規訓局の蔡懐烈・副局長は記者の質問に対し、中華人民共和国共和国成立60周年の国慶節(建国記念日)に行う軍事パレードに向けた準備は着々と進んでいる」と発表した。
蔡副局長によると、今回の軍事パレードには陸軍、海軍、空軍、第二砲兵部隊、武装警察部隊および民兵と予備役が参加し、一部の新型武器・装備も披露される。パレードでは様々な要素が出揃い、装備の種類も多彩で、参加部隊は全面にわたる。今回の軍事パレードは原則として、軍隊の力と国産の現役主戦装備を中心に重点的に中国の特色ある軍事建設の成果を示すことが目的という。
中国では新中国成立以降、これまでに13回の軍事パレードを行っている。最近の2回は改革開放以降の1984年の建国35周年と1999年の建国50周年に行われた。この2回の軍事パレードについて、蔡副局長は「全国の各民族・人民にすばらしい、強い印象を残した。国の威信、軍の威信を宣揚し、民族の誇りを強めるのに重大かつ深遠な影響をもたらした」と指摘する。
「人民網日本語版」2009年1月21日
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