中国乳製品工業協会がこのほど明らかにしたところによると、育児用粉ミルク事件に関与した三鹿集団株式有限公司など22メーカーは、メラミン入りの粉ミルクを飲んで被害を受けた30万人の乳幼児に対して自主賠償を行うという。
専門家によると、患者に後遺症が発生する可能性はきわめて低いという。しかし、患者に対する責任ある態度を貫くため、22メーカーは共同で医療賠償基金を設立、今後もし後遺症が発生した場合は、その医療費を補償する。22メーカーは、社会と患者の家族の理解を得るべく、自主的にこれらの責任を負う。すでに賠償資金の準備は整っており、近く様々なルートを通じて被害者の家族のもとへ支給されるという。
「人民網日本語版」 2008年12月28日 |