四川省北川県擂鼓鎮の被災者12戸の住民が30日、大小多くの荷物を抱え、新たに完成した新居に移転した。これにより、住民らの2カ月間にわたったテント生活に終止符が打たれた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
四川大地震の被災地となっただけでなく、9月24日には洪水災害にも見舞われた同県では、8千人余りの被災者がテント生活を迫られていたが、今回の新居入居で全県民がテント生活に別れを告げた。同省綿陽市の地震被災地でもテントはほとんど見られなくなり、四川大地震被災者への「暖冬行動」は大きな成果を挙げたといえる。
「人民網日本語版」2008年12月01日 |