中国烹飪(調理)協会の責任者は9月20日、中華料理を世界と国家クラスの無形文化遺産に申請する計画を明らかにした。
この責任者によると、中華料理の無形文化遺産への申請は中華料理の技術と伝統をよりよく保護、伝承し、中華料理の国際的地位を高めるためばかりでなく、他の国から中国の飲食文化あるいはその一部を一足速く無形文化遺産に登録されることで受け身になるのを防ぐためでもある。
同協会の喬徳林副秘書長は、飲食業界の全国組織である同協会が主体となって中華料理の文化遺産への申請、調査作業を進めるよう求めた文書を、中国文化部から受け取ったことを認めた。
同協会はまた「2008年中国飲食産業運行報告」を発表し、中国の飲食業界の小売額が1978年の54億8000万元から2007年には1兆2352億元へと増加し、改革・開放後30年間で飲食業界の小売額の伸び率が225倍となり、一人当たりの飲食消費も166倍となったことを明らかにした。
「北京週報日本語版」2008年10月22日 |