アジア欧州会議(ASEM)は、2年に一度の首脳会合を中心とした、アジアと欧州の政府間の非公式な対話のプロセスとして、1996年に発足した。
北京で開催される2008年のASEM首脳会合では、ブルガリア、インド、モンゴル、パキスタン、ルーマニアおよびASEAN事務局が新たにメンバーとして正式に迎え入れられ、ASEMの参加国・機関の数は45になる。合わせて世界のGDPの半分、世界人口の約60%、そして世界貿易の60%を占めるASEMには、アジアと欧州のほぼ全域が含まれている。
ASEMプロセスが目指すのは、相互理解と対等なパートナーシップの精神に基づいて、アジアと欧州の両地域間の関係を強化し、相互理解を深めることだ。
「北京週報日本語版」資料
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