国家質量監督検験検疫総局(質検総局)はこのほど、全国市場に出回っている液体乳製品を対象に6回目のメラミン検査を行った。どの商品からもメラミンは検出されなかった。今回検査が行われたのは北京・上海など27都市に出回っているサワーミルク・パスチャライズ牛乳(低温殺菌乳)・ステリライズ牛乳(超高温殺菌乳)など75品目計609ロット。同局はこれまでに115品目2093ロットの液体乳製品を全国で検査しているが、どれからもメラミンは検出されていない。このなかには、伊利・蒙牛・光明・三元・完達山・衛崗など市場に多く出回っている知名度の高い商品も含まれている。
全国の液体乳製品の供給量は現在、乳製品全体の90%以上を占める。同局はメーカーで常駐監督を実施して以降生産した育児用粉ミルクや大人用粉ミルク、その他粉ミルクのスクリーニング検査を展開しており、その結果は随時発表される予定だ。
「人民網日本語版」2008年10月05日 |