農業部は、工業情報化部・公安部・衛生部・国家工商総局・国家質量監督検験検疫総局(質検総局)などの関係部門と協力して22日から1カ月間、全国の集乳所を対象に特別取り締まりを展開する。22日に開かれたテレビ会議で明らかになった。
農業部の孫政才・部長によると、今回の集乳所の取り締まりは次の6つを重点的に実施される。
(1)全集乳所の詳細を素早く把握し、整理を展開。カバー率100%の要求に照らし、一つの村、一つの集乳所、少しの隙間も残さず、個人経営の集乳所・流動集乳地点など乳製品加工メーカーや飼育場から独立した営利目的の集乳所を重点的に掌握する。
(2)違法行為を徹底的に調査。メラミン混入の生乳が見つかった場合、廃棄を徹底監視し、販売を厳禁する。問題のある集乳所は24時間以内に処理状況を調査し、上に報告する。
(3)生乳の品質に関するサンプリング調査を強化。サンプリングの頻度を増やし、各集乳所が購入・販売する生乳全てにサンプリング検査を行い、結果をその都度公開する。
(4)常駐監督を実施。すべての集乳所に監督員を派遣し、受乳の全過程を監視する。
(5)健全な管理制度を構築。緊迫した現状の問題を解決すると同時に、踏み込んだ調査・研究を展開し、制度の構築を積極的に推進する。
(6)集乳所の市場主体責任を強化。各部門が確実に監督・管理責任を履行し、誰が認可し、誰が証明書を発行し、誰が責任をとるかを明確にする。
「人民網日本語版」 2008年09月23日 |