工業・信息(情報)化部は、三鹿製乳幼児用調合粉ミルク事件の発生後、各級の工業主管部門に対し、乳製品加工業に対する粛清・規範化業務を速やかに展開し、メラミン含有製品の管理強化を徹底するよう求めたという。同部門が21日、明らかにした。
工業・信息(情報)化部担当者によると、各級の工業主管部門は現在、全国規模でメラミンメーカーに関する詳細情報を調査中で、製品の販売エリア、数量、主要顧客など販売先状況について徹底的に調べ上げ、「食品加工業および飼料加工業への利用を厳禁する」旨を製品に表示するよう各メーカーに要求しているという。
各地方の工業主管部門は、品質検査・工商、衛生の各部門と共に、関連法律法規にもとづき、製品品質が不合格で、生産販売プロセスが系統立っていない企業に対して、操業停止・粛清命令を文書にて通達し、違法に設立された企業を徹底的に取り締まる方針。
「人民網日本語版」 2008年09月22日 |