三鹿集団の粉ミルクを飲んだ乳児が腎臓結石となった事件で、緊急対策指導グループの責任者である高強氏(衛生部党組書記)はこのほど、国務院新聞弁公室の開いた記者会見上で、次のように述べた。
国務院は13日、三鹿集団の粉ミルクによる重大事件の緊急対策問題について話し合いを行い、同事件を国家重大食品安全事故I級として取り扱うことを決定した。また、衛生部を筆頭に、国家質量監督検験検疫総局、工商総局、農業部、公安部、食品薬品監督管理局などの部門および、河北省人民政府による緊急対策指導グループを設立し、同事件の対策と全国の粉ミルク生産企業に対する全面的な品質検査を共同でしっかりと行い、検査結果を公表する。品質に問題のある粉ミルクは全て回収し、販売を停止する。人々の健康を第一と考え、経済的な損失は省みない。品質検査に合格した粉ミルクに対しては、積極的に仕入れを行い、市場の供給を確保する。
「人民網日本語版」 2008年09月16日 |