四川省民政庁の報告によると、四川省攀枝花市と会理県の境界で発生したマグニチュード(M)6.1の地震による被害は2日午後6時現在、四川省と雲南省あわせて109万7000人に及び、死者は38人にのぼった。民政部が2日明らかにした。
民政部と財政部は1日、四川省と雲南省の被災者の基本的な生活を確保するため、中央の震災救援金を緊急に拠出すると同時に、雲南省の被災地に12平方メートルのテント1万張りを至急届けた。民政部はさらに2日、被害を受けた学校の臨時教室用として、雲南省の被災地に36平方メートルの大型テント1000張りを追加搬送した。
四川省民政庁はこれまでに、攀枝花市と涼山イ族自治州会理県にテントのべ3万6700張り(うち1万8200張りが到着、1万8500張りは輸送中)と、布団2万5000枚を届け、被災者の避難生活を支える業務を行った。
「人民網日本語版」 2008年09月03日 |