環境保護部・中国科学院が共同編成した「全国生態機能区画」が31日、北京で発表された。
同「区画」では、中国全土の生態環境について全面的な分析が行われ、中国全土が各生態機能に応じて216カ所に区画された。区画にあたっては、生態系の敏感性や、生態系が人間に与える利益とその重要性についての評価が考慮された。
区画の根拠となった生態機能は大きく3つに大別される。そのうち、生態系調節機能を持つのは148区で、国土全土の78%を占める。農産品や林産品を提供する機能を持つのは46区で、同21%。また人間の居住環境を提供する機能を持つのは22区で、同1%となっている。
「人民網日本語版」2008年8月1日 |