日本オリンピック委員会(JOC)による中国四川省の被災地への義援金贈呈式が23日、北京で行われた。JOCの竹田恒和会長は、日本スポーツ界から寄付された義援金2万ドルを中国オリンピック委員会の劉鵬主席(中国国家体育総局長)に手渡した。
竹田会長は「この義援金の金額は決して大きいものではないが、今回の五輪に乗じて、被災地の復興を願う気持ちを表したい」と述べた。劉鵬主席は「被災地の住民を代表して、寄付してくれた日本スポーツ界の人々に心から感謝する」と謝意を表し、「日本は1964年に東京五輪を開催し、成功を収めただけでなく、近年は冬季五輪やワールドカップも開催し、国際大会の開催において多くの学ぶべき経験を持っている」と語った。
竹田会長は「北京五輪の準備に我々は非常に感服しており、今回の五輪が大成功に終わることを信じている。日本は現在、2016年に五輪を招致しようと全力を尽くしている。北京五輪は、我々に素晴らしい多くの経験をもたらしてくれるだろう」と挨拶した。
「人民網日本語版」2008年7月24日 |