新疆ウイグル自治区では今年、1974年以来、最も深刻な干ばつに見舞われている。同自治区のほとんどの地域では春夏を通しての干ばつが続いており、大規模な農作物の不作をもたらした。また、約1860万ヘクタールの牧草地が干ばつの被害を受けたほか、牧畜業も深刻な被害を受けている。最も被害の大きい塔城(ターチョン)、阿勒泰(アルタイ)の2地域では、被害を受けた牧草地の面積が、全牧草地の60%に達している。
写真(1):干ばつの被害を受け、日に日に退化する牧草地で放牧を行う牧畜民
写真(2):阿勒泰市を流れる克蘭河では水不足のため、川底の石が露出している
「人民網日本語版」2008年7月25日 |