新郷市スポーツ学校の中学生と高校生13人は7月20日から27日まで、新郷市の姉妹都市である大阪府柏原市を訪問している。これはJICA(国際協力機構)青年海外協力隊の野球コーチである岩永清邦さんが提案し、河南省新郷市政府の支援によって行われたものだ。
今年は中日青少年友好交流年に当たり、新郷市と柏原市は今回の訪問を、両市の姉妹都市間の交流における重要な一環と位置づけている。
青年海外協力隊の岩永清邦さんは、2007年3月29日から2009年3月28日まで新郷市スポーツ学校で野球を指導しているが、河南省内では野球をしている中学校が少なく、試合相手を見つけるのが難しいと感じていた。そんな時、日本の中学生や高校生と試合することを思いつき、今回の訪問を企画した。
新郷市スポーツ学校の学生たちは日本での滞在中、野球の練習や交流戦に参加し、プロ野球を観戦するほか、大阪の高校生と交流することになっている。また日本の家庭にホームステイするプログラムも用意されている。
「チャイナネット」2008年7月21日 |