ブン川県共産党委員会宣伝部の呉部長は20日、懸案となっていたブン川県城(県人民政府の所在地)の再建計画が、検討を重ねた結果、先日決定したと発表した。県城全体の移転計画は破棄し、現地再建を目指す。「新京報」が伝えた。
県城そのものは現地再建を目指すが、被害の特に深刻な地区については移転を行う。現在移転先として2カ所が選定されている。可能性が高いのは、県城の外側で棉池鎮より内側の地区だ。呉部長は、同案の指針として科学的な地区選定・現地安置を挙げる。安住先のない被災者については、県政府が統計を取り、上級機関に報告して解決を図る。対策本部はすでに、再建または移転を差し迫って必要とする重点機関の優先順位を定めた。例えば、学校はすでにすべてが県城外に移転して授業を再開しており、病院やラジオ・テレビ局といった重要機関の再建が優先される。
「人民網日本語版」2008年7月21日 |