零点調査公司は14日、四川大地震後、中国人の対人関係がさらに緊密になり、結束力が高まったとの調査結果を発表した。「光明日報」が伝えた。
震災は人々に、それぞれの価値観を改めて見直す機会を与えた。生命尊重の価値観が社会的に広まり、中国人の対人関係を密にした。震災後、各種の社会的役割に対する親密度が大幅に高まった。家族との親密度がさらに増したとの回答は87.3%、同郷者との親密度がさらに増したとの回答は76.8%。以前よりも見知らぬ人に善意を差し伸べたくなったとの回答も57.5%に上った。政府への信頼度も大幅に高まった。
今回の調査では、多段階無作為抽出法を採用し、北京、上海、広州、武漢など20市、山東省鄒城、浙江省余姚など16城鎮(町)、広東省従化、河北省定州など20農村の、16歳から75歳までの定住者7021人を個別訪問した。
「人民網日本語版」2008年7月15日 |