香港の国泰(キャセイパシフィック)航空グループはこのほど、被災地住民の支援のためにさまざまな方法で集めた義援金1200万香港ドルを香港赤十字会に寄付した。「新華網」が伝えた。
同グループは四川大地震発生後、香港赤十字会に200万香港ドルを寄付。同グループの世界中の従業員も積極的に義援金調達を行い、チャリティーバザーの開催などを通して半月で400万香港ドルを集めた。同グループも同額の寄付金を出し、合わせて800万香港ドルを追加寄付。同グループの姉妹企業の港竜航空も同様の活動を行い、従業員の集めた100万香港ドルと合わせて200万香港ドルを寄付した。
国泰航空の湯彦麟・行政総裁は、これらの義援金が地震被災者の困難な状況をやわらげる助けになることを願っていると述べた。国泰航空の史楽山・常務総裁は、五輪聖火リレーに参加した際のトーチを香港のラジオ局に寄付し、オークション販売によって得た収益金を義援金にあてる。国泰航空はさらにこれと同額の寄付金を加え、合わせて最高200万香港ドルを被災地に追加支援する予定だ。
「人民網日本語版」2008年6月12日 |