ネパール政府、モンテネグロ赤十字会、「麒麟テレビ5・12地震災害基金」、ポーランド国防省は4日、四川省地震被災地に寄付金や物質を提供した。
ネパール外務省は4日、ネパール政府を代表して鄭祥林・在ネパール中国大使に義捐金10万ドルを渡し、「四川大地震は中国人民に深刻な死傷と財産損失をもたらした。ネパール政府と人民は深い悲しみを覚える。中国の隣国として、ネパールは地震被災地に寄付金を贈り、被災地の救援と再建活動に微力ながら支援を提供することを決めた」と表明。
モンテネグロ赤十字会事務局長は4日、李満長・在モンテネグロ中国大使と会見した際、「モンテネグロ赤十字会は四川地震に関心を寄せており、被災者に深い同情を表すとともに、3万3000ユーロに当たるテント10張り・絨毯400枚・寝袋400個・防水ジャケットなどの物資と現金1000ユーロを再度提供することにした」と示した。
モンテネグロの中国地震被災地への援助提供は今回が2回目。去る5月21日、同赤十字会は20万ユーロに当たる援助物資を提供した。
麒麟テレビの王嘉廉董事長は4日、彭克玉・在ニューヨーク中国総領事に「麒麟テレビ5・12地震災害基金」の義捐金30万ドルを渡し、「全世界の中国人は1つの大家族だ。四川省地震が大変気がかりで、多くの人々と同じように被災同胞を援助することはわれわれにとって逃れられない責任だと思う。『麒麟テレビ5・12地震災害基金』を開設してから、3800人が相次ぎ寄付した」と述べた。
ポーランド国防省は4日、ポーランド赤十字会を通じて四川省被災地に軍用テント160張りを提供した。
「北京週報日本語版」2008年6月6日
|